小説

小説「犯人に告ぐ」雫井脩介

本屋で何気なくタイトルが目にとまり、裏表紙のあらすじと帯の宣伝文句にゾクゾク来たので買ってみました。

連続児童殺人事件の捜査に行き詰まった警察は、テレビを通じて犯人に呼びかける劇場型捜査を開始するという話です。

ドラマなどで劇場型犯罪はよく目にしますが劇場型捜査というのは初めてです。
いったいどうやって犯人を追い詰めるのか興味があったのですが、これについては期待外れでした。
棚ボタの展開だし、犯人逮捕はあっさりしすぎです。私は犯人にはひどい目に遭ってほしいのですが。

ではこの小説何が面白いのかというと、警察内部の戦い、テレビ局同士の戦いが面白いのです。クライマックスは確かに手に汗握ります。
しかし、犯人逮捕以外のことが面白いミステリーってどういうこと?

犯人に告ぐ 上 (1) (双葉文庫 し 29-1) Book 犯人に告ぐ 上 (1) (双葉文庫 し 29-1)

著者:雫井 脩介
販売元:双葉社
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犯人に告ぐ 下 (2) (双葉文庫 し 29-2) Book 犯人に告ぐ 下 (2) (双葉文庫 し 29-2)

著者:雫井 脩介
販売元:双葉社
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小説「乃木坂春香の秘密」五十嵐雄策(著)

ライトノベル「乃木坂春香の秘密」を、表紙に惹かれて買ってしまいました。
なかなか面白いです。

白城学園の乃木坂春香は容姿端麗成績優秀、性格も良く男からも女からも好かれる完全無欠のお嬢様。
しかし彼女にはある秘密があった。

というものですが、別に男だとか宇宙人だとかいうものではありません。
正統派ラブコメです。
私はコテコテの展開も好きなので顔が緩みがちになってしまいました。

この作品の魅力は「しゃあ」氏の絵による功績が大きいと思います。
私も表紙の絵を見て買ったクチですし。

文章も読みやすく気軽に読めます。

Book 乃木坂春香の秘密

著者:五十嵐 雄策
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乃木坂春香の秘密〈2〉 Book 乃木坂春香の秘密〈2〉

著者:五十嵐 雄策
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小説「学校を出よう!」谷川流(著)

涼宮ハルヒ以外の谷川流作品も読んでみようと思い、「学校を出よう!」シリーズを読みました。
まぁまぁ面白いです。

思春期の一時期にのみ発現するEMPと呼ばれる超能力。そのEMP能力者達を社会から隔離するために、人里離れた山奥に設立されたEMP学園が舞台です。
個性的なキャラクター達と蒼魚真青(あおなまさお)のかわいい挿絵と相まって、すぐにでもアニメ化できそうです。

谷川流作品の特徴として、一冊読むだけではあまり面白くないのですが、通して読むとまずまずです。
各巻ともラストがあっさりしすぎているので拍子抜けの感はありますが。

本作は超能力を題材にしているので何でもありの世界なのですが、これは物語の自由度が増す代わりに、ちゃんと説得力を持たせないと読者が呆れてしまう諸刃の剣です。
5、6巻ではこれがうまく処理できなかったようで、なんじゃそりゃという感じになっています。

学校を出よう!―Escape from The School Book 学校を出よう!―Escape from The School

著者:谷川 流
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学校を出よう!〈2〉I‐My‐Me Book 学校を出よう!〈2〉I‐My‐Me

著者:谷川 流
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学校を出よう!〈3〉The Laughing Bootleg Book 学校を出よう!〈3〉The Laughing Bootleg

著者:谷川 流
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Book 学校を出よう!〈4〉Final Destination

著者:谷川 流
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Book 学校を出よう!〈5〉NOT DEAD OR NOT ALIVE

著者:谷川 流
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Book 学校を出よう! (6) VAMPIRE SYNDROME 電撃文庫 (0996)

著者:谷川 流
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小説「放浪の戦士」茅田砂胡(著)

小説「放浪の戦士」茅田砂胡(著)を読みました。
面白いと言われて読んでみたのですが、イマイチでした。

屈強の戦士であり国を追われた王様でもあるウォルと、超人的な身体能力を持つ謎の美少女リィの話と聞くと面白そうなのですが、どうもこのキャラクターが受け入れられません。
リィがあまりにも強すぎて何でもありだし、男のような性格も感情移入を阻害します。

また、文章が会話中心で描写が少ないので読んでいてどうも世界に入っていけません。
小説というより台本を読んでいるみたいです。

デルフィニア戦記シリーズという長い話らしいのですが、私はこの1巻でやめました。

Book 放浪の戦士

著者:茅田 砂胡
販売元:中央公論社
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小説「涼宮ハルヒの陰謀」

ハルヒシリーズ7巻「涼宮ハルヒの陰謀」を読みました。
今回はタイムパラドックスが絡む長編で、なかなか面白かったです。

キョンの前に8日先の未来から来た朝比奈さんが現れた。
朝比奈さんが言うには、キョン自身が8日前に行けといい、事情は行けばわかると言ったというのだが……。

本筋以外のサイドストーリーが色々あっていいです。
ハルヒも長門も朝比奈さんも鶴屋さんもみんなかわいいです。

涼宮ハルヒの陰謀 Book 涼宮ハルヒの陰謀

著者:谷川 流,いとう のいぢ
販売元:角川書店
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小説「涼宮ハルヒの動揺」

ハルヒシリーズ6巻、「涼宮ハルヒの動揺」を読みました。
短編集なので大したことないです。
不思議現象はなく、SOS団の日常(?)を描いています。

・ライブアライブ

文化祭をキョンが歩き回って案内してくれます。

・朝比奈ミクルの冒険 Episode 00

小説2巻「涼宮ハルヒの溜息」で撮影した映画のストーリーです。

・ヒトメボレLOVER

ある日キョンの家に、男子校に進学した中学時代の友人から電話がある。
キョンと一緒に歩いていた女の子に一目惚れをしたというのだが……。
ハルヒシリーズ初のラブコメです。

・猫はどこに行った?

小説5巻「涼宮ハルヒの暴走」の「雪山症候群」の後、冬合宿本来の目的である推理ゲームが開催される。

・朝比奈みくるの憂鬱

冬休み明け、朝比奈さんがキョンに「今度の日曜日、ヒマですか?」と聞いてきた。
デートできると喜ぶキョンだったが……。

涼宮ハルヒの動揺 Book 涼宮ハルヒの動揺

著者:谷川 流
販売元:角川書店
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小説「涼宮ハルヒの暴走」

ハルヒシリーズ5巻「涼宮ハルヒの暴走」を読みました。
なかなか面白かったです。

3本の中編が収録されています。

・エンドレスエイト

夏休み終盤、夏を満喫するためにハルヒが作成した過密スケジュールをこなすSOS団の面々。
プール、虫採り、盆踊り、花火などなど。
しかし、なにかがおかしい……。

・射手座の日

SOS団設立時、ハルヒにパソコンを強奪されたコンピュータ研がやってきて、コンピュータ研制作のネットワークゲームで勝負しようと持ちかけてきた。
銀河英雄伝説のような宇宙艦隊戦ゲームである。
負けても構わないと思うキョンはフェアプレイを主張する。
ゲームが開始されたとき、キョンは長門の意外な一面を見る。

・雪山症候群

冬休みに鶴屋さんの別荘に来たSOS団は、スキー中に突然遭難してしまう。
吹雪の中、長門ですら事態を把握できない異常事態。
途方に暮れていた彼らは怪しい洋館を発見する。
洋館に入ったSOS団に降りかかる事態とは……。

雪山症候群が一番面白いです。
ところで、キョンの妹は小学5年生という設定ですが、あれはどう見ても1, 2年生ですね。

涼宮ハルヒの暴走 Book 涼宮ハルヒの暴走

著者:谷川 流
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小説「涼宮ハルヒの消失」

涼宮ハルヒシリーズ第4弾「涼宮ハルヒの消失」を読みました。
これはなかなか面白かったです。
1巻から3巻までで固めてきたキャラクターとエピソードをうまく使って構成しています。
この4巻のために3巻までがあったと言ってもいいぐらいです。

ウザいハルヒも今回は正統派ツンデレキャラっぽいし、なんといっても長門がいいです。
私はハルヒシリーズで長門が突出して人気がある理由がよく分からなかったのですが、これを読んで分かりました。
長門いいです。

もっとも、ストーリー自体は大した事なくて、ある日世界は自分の知っている世界とは違うものになっていたという、よくある自己喪失ものです。
しかしそこで効いてくるのが今まで積み上げてきた登場人物の各キャラクターです。
別世界における彼らの行動から、読者は小説に書いてあること以上の妄想を膨らませてしまいます。
これが登場人物への思い入れとなり、面白さにつながるのだと思います。

本巻のテーマともいえる、そこはかとない切なさもいい感じです。

涼宮ハルヒの消失 Book 涼宮ハルヒの消失

著者:谷川 流
販売元:角川書店
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小説「涼宮ハルヒの退屈」

涼宮ハルヒシリーズ3巻の「涼宮ハルヒの退屈」を読みました。
短編集になっていて、4編収録されています。
それぞれ、町内野球大会、タイムトラベル、異次元、孤島殺人事件を題材にしています。
2巻のハルヒがあまりにもウザくて嫌だったのですが、本巻はそれほどでもなくほっとしました。

本巻のストーリーは……、大したことないので特に語るべきこともありません。
さらっと流せます。

涼宮ハルヒの退屈 Book 涼宮ハルヒの退屈

著者:谷川 流
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小説「涼宮ハルヒの溜息」

涼宮ハルヒシリーズ第2巻「涼宮ハルヒの溜息」を読みました。
小説だけではあまり面白いとは言い難い内容ですが、アニメのDVD「涼宮ハルヒの憂鬱 朝比奈ミクルの冒険 Episode00」も一緒に見ると割と楽しめます。

小説の内容は、学校の文化祭に向けて自主制作映画を撮る話ですが、DVDがその映画になっています。
うまく素人が撮ったっぽく作ってあり面白いです。

ただ、小説の方は特に起伏がなくダラダラとしているので、途中で読むのが苦痛になってきます。
特に、涼宮ハルヒは傍若無人でわがまま放題なのでストレスが溜まります。
なぜストレスが溜まるかというと、本作には暴走する主人公に対して突っ込む人がいないからです。
例えば、シティーハンターの冴羽獠に対する槇村香のような突っ込み役がいればいいのですが、本作では周りの人間はただ唯唯諾諾と従うだけなのでイライラします。

一方、DVDの方は映画の監督である涼宮ハルヒは出演しないので救われます。

涼宮ハルヒの溜息 Book 涼宮ハルヒの溜息

著者:谷川 流
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涼宮ハルヒの憂鬱 朝比奈ミクルの冒険 Episode00 通常版 DVD 涼宮ハルヒの憂鬱 朝比奈ミクルの冒険 Episode00 通常版

販売元:角川エンタテインメント
発売日:2006/06/23
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